先人はかく語りき
皆さんこんばんは、ピンストローあざるです。
先人たちの教えには、一見そんなわけないやろという内容から、実は正しい教えが裏に隠れているものが多くあります。
例えば、「夜に口笛を吹くと蛇が来る」
これは、そのままの意味を読めば、ありえない話です。蛇の聴覚は極めて弱いし、獲物は人間でいう鼻のあたりに備わっているピット器官によって温度により感知しているため、蛇が口笛に誘われる合理的理由がありません。
コブラが笛に合わせて動くのも、あれは音ではなく、笛の動きに反応しているのです。
すなわち、「夜に口笛を吹くと蛇が来る」というのはまったくのでたらめなのです。
じゃあ、なぜこのような教えが広まったのか。
これにはこのような理由があります。
その当時の日本の居住形態は長屋が基本であり、お隣さんとは基本的に薄い壁によって仕切られていました。
そのため、夜のような皆が寝静まった時間に口笛を吹くと近所迷惑なるため、それを諫めるために口笛を吹くと蛇が出ると子供を脅していたのです。
また、こういう言葉もあります。
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」
これについても根拠が無さすぎます。爪を切ることに対する代償として、全く釣り合いが取れていません。
そのため、これも文章そのものの意味としては、まったくのでたらめです。
しかし、この言葉ができた時期を考えてみると、この答えの真意が見えてきます。
この言葉は、おそらく江戸時代ぐらいにできたものと考えられます。異論は認めません。
その時代には、電気なんてものはありません。(今、平賀源内とか思ったやつは全く空気が読めない奴です。)
そんな時代の夜に爪なんて切ったらどうなるでしょうか?正しい爪の位置が分からずに、足を切るかもしれません。また、切った爪がどこに行ったか分からずに、明日の朝、みんなの足に刺さるかもしれません。
そのような危険を回避するために、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」と脅していたのでしょう。
このような考え方は現代でも一緒です。
「コーラを飲むと歯・骨が溶ける」
そんなわけがありません。コーラ如きのpHで歯が溶けていてはフルーツなと恐ろしくて食べれません。梅干しなんて以ての外です。
そのため、これもその言葉そのままが意味を成しているのではないのです。
コーラを飲むことで、牛乳などの体に良い飲み物を飲まなくなるため、間接的に骨が弱くなることを伝えたかったのです。
このように、人を諫める場合でも、直接的な物言いをせずに、遠回しに人に伝えるのは昔ながらの日本人の美徳なのです。
めんどくせえな、ストレートに言えよ、バカじゃないの?
【自由研究】骨を1週間コーラに浸けてほんとに溶けるかやってみた【実験】
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